【塩尻WS予告編】コミュニティデザインとは「入口」のことだと考えると理解しやすい

前回のブログで我楽田工房の目指す方向は「パブリック メイカーズ(新しい公共の実験室)」であると(僕にしては)高々と宣言しました。

今回は我楽田工房でディスカッションした「コミュニティデザインとは何か?」という話をしようと思います。もちろん、コミュニティデザインという言葉が「新しい公共」に関係しているから紹介します。

前回のブログはこちら

コミュニティデザインとは何かを考える前に「コミュニティ」とは何かを考えてみる

最近、けっこういろんな場所で言われるようになってきた「コミュニティ」と言う言葉。幸か不幸か大学生の間ではあまり有名ではないよう(サンプル数4人)ですが、地域をキーワードに活動するなら避けては通れない言葉の一つです。

ただ同時に、なかなか意味を把握しづらい言葉でもあります。

今回のブログでは僕の師匠である広瀬さん(ネコがいるコワーキングスペース「ネコワーキング」を作り、そして潰した人。最近はうつ病をゲームで理解するウツ会議を作ったりなんかしたりしている)の定義をお借りします。

コミュニティとは「帰属意識」のことである。

帰属意識とは、所属している感じがするという風に捉えてもらって構いません。例えば、

我楽田工房の齋藤です。

という自己紹介は、「我楽田工房」というコミュニティに対して帰属している意識を持っているから出てくる発言です。他には「日本人である」「築地で働いていた」「林業をしている」などなど…。

自分が所属していると思う対象はおしなべて「コミュニティである」という考え方です。

改めて、コミュニティデザインとは何かを考えて見るとそれは「入口」である

コミュニティが「帰属意識」であるならば、それをデザインするとはどういう意味になるのでしょうか?

結論から先に述べれば、それは「入口」である、ということです。

この説明だけで理解できればもう最後のまち冒険in塩尻の告知を読んでもらうだけでOKです。もしわからなければ、それが普通だと思います、もう少しお付き合い下さい。

具体的な例を挙げて考えてみましょう。

コミュニティデザインができている状態の例

例えば、あなたが大学に入学する時、大抵の人は入試を受けます。もしくは推薦だとか、AO入試だとか、いくつかの入口が用意されています。

言うまでもなく、大学はコミュニティの一つです。なので大学のコミュニティデザイン(=入口)とは、入試であると言うことができます。

大学のコミュニティデザインは誰にでも発見できる入口である、という意味でとても良く出来ています。

コミュニティデザインができていない状態の例

例えば、実家を出て一人暮らしをする時。東京の何処かに部屋を借りたとします。

ある夏の日、地元でお祭りが開かれてお神輿が担がれていました。あなたは「一緒にお神輿を担いでみたい」と思いますが、そのためにどうすればいいか想像ができますか?

誰に頼めば良いのでしょうか?
思い切って飛び入り参加してみる?
後ろから付いて行っているおじいちゃんに話しかけてみる?

残念ながら何が正解かわかりません。この「どうすれば参加できるのかわからない状態」になることはコミュニティデザインが機能していないということです。

ちなみにこのエピソードは弊社の谷津さんの有名エピソードのひとつです。ネタバレしてしまいました。

塩尻市でコミュニティデザインを学ぶ

まち冒険in塩尻のテーマは「コミュニティデザイン」です。なぜなら塩尻市には「えんぱーく」と「nanoda」という2つの素晴らしいコミュニティデザインがあるからです。

それらは他の地域よりも優秀な「入口」としての機能を備えています。しかも面白いことに、えんぱーくは塩尻市役所が作った建物、nanodaは民間で運営している場所という違いがあります。

もちろんこれは、我楽田工房が目指す「新しい公共とは何か?」というテーマからしても非常に興味深いものです。
塩尻市でのまち冒険の様子はまち冒険ウェブサイトの方で、公共との関係は我楽田工房のブログの方で書いていこうと想いますのでよろしくお願いします。

塩尻市のイベントページは こちら

コミュニティデザインと我楽田工房の目指す「新しい公共」の関係は、また次回お話しようと思います。

みなさんのご参加お待ちしています。

ちなみに 伊那市のワークショップの募集 もしていますよ!!

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