うれしいモノコト会議第一弾 長野のこだわりのりんご農家「白鳥農園」に視察に行ってきました〜

こんにちは、うれしいモノコト会議広報部です!
今回はうれしいモノコト会議第一弾の舞台となる、長野県伊那市に視察に行ってきた様子をご紹介します!

白鳥農園の栽培責任者で、言葉の随所に優しい響きが宿る白鳥 昇さん

私たちが会いに行ったのは、長野県伊那市の西箕輪でりんごや桃、スモモなどの果樹農家をしている白鳥(しろとり)さん。父の代からはじまった農園は、中央アルプスと南アルプスの山々に囲まれた気持ちのいい場所にあります。

この絶景に囲まれた高原で白鳥さんはなるべく自然に近い、特別栽培のりんご作り※1に取り組んでいます。
※1 白鳥農園では、節減対象農薬不使用、化学肥料不使用の特別栽培でりんごを育てています

快晴の空に、万緑のりんご園に!美しいシードルです!

そんな白鳥農園の注目の品はこのアルプスの山々に似合うりんごのシードル※2

地元のワインセラーと一緒につくっているりんごシードルは、まだ地元を中心にしか流通していない超レアなお酒。現在、日本初の有機りんごシードルづくりを目指して、有機栽培の認証に申請中です!

りんごシードルの詳しい食レポは後ほど、まずは白鳥農園でしてきたりんごの摘果体験をリポートします!

※2 シードルとはりんごを発酵させて造るアルコール飲料で、発泡性であることが多い。白鳥農園のシードルは発泡性

”どの実を残すか” りんごの将来を決めるドキドキの摘果をしてきました

ひとつひとつハサミで摘果をしていきます
摘果(てきか)とは、一本の木にできるりんごの実が多くなりすぎないようにする作業のことです。りんごの実にしっかりと栄養が届くようにするために必要なことで、白鳥農園では一本ずつハサミを使った手作業で行っています。
端から端まで約100m…それが何本もあります。
目標は1年に2回、すべてのりんごの木で摘果を完了することですが、この広いりんご園を手作業で摘果するのは大変です…。

今回はモノコト会議メンバーを中心に7人が参加して作業をしました。

「あっちとこっち、どっち残すか迷う!」
「あれ、もう終わったの?早いね!」
「ここに摘み忘れがあるよ!」
切り絵アーティストの方も参加してくれていました
地元の人も驚くくらいいい天気の中、楽しそうな声が初夏の高原に響きわたっていました。白鳥さんも「やっぱ大人数でやると早いね!」とうれしそう。
気がつけばあっという間に午前中が終わりお昼の時間に。さて、ここからは出張にぎやかな食卓のはじまりです!

出張!にぎやかな食卓のはじまりはじまり〜

りんご園に特設された会場でランチを楽しみます

りんご園に特設された会場でランチを楽しみます

今回の出張!にぎやかな食卓の舞台はなんとりんごの木の下!心地よい木漏れ日の下でにぎやかな食卓じかんが始まります!
グラスの中の透明な方がシードル、濃い方がりんごジュースです

グラスの中の透明な方がシードル、濃い方がりんごジュースです

ボトルを開けた瞬間から周囲に広がるりんごの香りの正体はシードル。飲んでみると、口の中で奥ゆかしく広がるりんごの甘味と、濃厚なりんごの香りが印象的でした。抜けるような青空の下で摘果をしてつかれた体に、シードルの炭酸が行き渡るのを実感します。
果肉たっぷりの白鳥さんのりんごジュースはゼリーとの相性がピッタリ!

果肉たっぷりの白鳥さんのりんごジュースはゼリーとの相性がピッタリ!

さらにデザートは、伊那市内のカフェでにぎやかな食卓研究所所長の高本さんがひらめいたレシピ。白鳥さんの作ったりんごジュースをゆるめに固めたゼリーに牛乳をかけたものが登場しました。

わざとゆるく作ったゼリーは、白鳥農園のりんごジュースにたっぷりはいった果肉と相性抜群。白鳥さんも「ぜひレシピを教えてほしい!」と言っていました。

他にも伊那産の食材たちがならぶおいしくて楽しい食卓が生まれました。

白鳥さんが目指すのは、他者を排除しない農業

静かでも熱い思いのこもった白鳥さん

静かでも熱い思いのこもった白鳥さん

日本は気候や風土的にオーガニックが盛んな欧州よりも有機栽培は難しいと言われています。特に、白鳥さんが目指している「りんご・桃・スモモ」のような果樹で有機栽培認証を受けるのはとてもむずかしいことです。

でも、今回の視察で白鳥さんといろいろなお話をしている中で感じたのは、白鳥さんの目的は有機栽培の先にあるんじゃないだろうか、ということです。たとえば、白鳥さんと話している中でこんな言葉が出てきました。

「弱者や悪者を力で排除するってことは、巡りめぐって自分の居場所を失うことにつながってると思うんだよね。」

時には全滅してしまうリスクもある有機栽培。それでも白鳥さんが挑戦するのには、この「他者
を排除しない世界」をつくりたいという思いがあるからなんじゃないだろうか、と思いました。
足元を見るとテントウムシが。彼らはアブラムシを食べてくれる大切な農園の仲間です。

足元を見るとテントウムシが。彼らはアブラムシを食べてくれる大切な農園の仲間です。

白鳥さんには、ひと目でわかる派手さはありませんが、まるでフランスの小説家ジャン・ジオノの『木を植えた男』のように、一歩ずつ着実に前に進み気がついたらとてもすごいことになっていた、という雰囲気を感じます。

私たちがこれから始めるうれしいモノコト会議に参加する人も、こんな優しさを持ちながら共にチャレンジし続ける心を持った人に来てもらえると白鳥さんも喜ぶんじゃないかと思いました。

参考:有機栽培技術の手引〔果樹・茶 編〕(一般社団法人 日本土壌協会)

みんなでつくる うれしい モノコト会議 第一弾はじまります!


ついに始まる「みんなでつくる うれしい モノコト会議」

長野県伊那市を舞台にした第一弾では、今回視察で訪れた白鳥さんの白鳥農園を中心に、星付きレストランで修行したこともあるフレンチシェフや、元木こりのジビエ料理のスペシャリストなど多くの人と交流しながら進んでいく予定です。

この視察の報告会を2017年6月6日に開催します!
ご興味のある方は、お問い合わせよりご連絡下さい!

概要
長野県伊那市りんごの摘果フィールドワーク報告会

■ 日時
2017年6月6日(火)
19時30分〜22時ごろ(予定)
※会場には19時から入れます。

■ 場所
我楽田工房
所在地: 東京都文京区関口1丁目29−6
GoogleMap:https://goo.gl/mGhhmx

■ 参加費
2,000円(受付でお支払いください)
※軽食あり、食品アレルギーがある方は事前にご連絡下さい

■ 定員
15名
※ 参加者多数の場合は抽選になります

■ プログラム
[1]開場
 〜ガスパチョ&カッペリーニソースづくりで生まれる談笑じかん〜

[2]オープニングトーク
 〜はじめてでもわかりやすいモノコト入門じかん〜

[3]伊那×りんご摘果 報告会
 〜うれしいエピソード&たのしいムービーで盛り上がるじかん〜

[4]伊那の「うれしい」作戦会議
 〜みんなの「うれしい」を実現するアイデア出しじかん〜

[5]伊那の「うれしい」ごはんじかん
 〜伊那の風を感じる「うれしい」ごはんじかん〜

[6]クロージングトーク
 〜みんなの「うれしい」が広がる告知じかん〜

■ 運営
主宰 にぎやかな食卓研究所(ムクー株式会社)
協力 我楽田工房(ボノ株式会社)

イベントに参加希望の方はこちら

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いろいろな関わり方があります

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