我楽田ストーリー

「我楽田工房」は、2014年7月に誕生しました。
ここでは我楽田工房、我楽田長屋が誕生するまでのストーリーを紹介します。

2014年2月

地域をテーマに、新しい価値を生み出す『場』を作りたい。
ワークショップを繰り返しながら、少しずつ、作りたい「場」のイメージを詰めていく。

”ガラクタは、ある人にとっては無価値でも、ある人にとっては最高のお宝にもなる。” 

みらいの価値を仲間と共につくる場所。
それも、思いきり楽しく。

プロジェクトを「我楽田工房」と名付ける。

2014年5月

自由に改装できる物件を求めてまち巡り。
神楽坂に趣のある古民家を見つけるが、大家さんの家族会議の結果、断られる。

その後も探し続け、ついに東京・文京区、神田川にほど近い場所で、かつて印刷工場だった倉庫物件にたどり着く。
上に住む80歳の大家さんのご厚意で借りることに。

2014年7月

改装するため、手当たり次第、仲間に呼びかける。
子供からパソコン以上重いものを持てない大人がたくさん集まる。

素人集団だったが、大家さんが何してもいいと言っていたので、天井を遠慮なく壊したり、壁や床をペンキで塗ったりする。
引っ越しはトラックを借り、何度も往復して家具や荷物を運び入れる。

引っ越した翌日、まだペンキ臭い中、いきなりまちづくり系のワークショップを開催する。
そこから毎週、怒涛のようにイベントが開催される。

2015年2月

「人を集めるには、やっぱり美味しいものだよね」
そんな一言から、「木のキッチン」をDIYで作るプロジェクトが立ち上がる。

長野県・松本市に、木のキッチンを提唱する浦野氏の存在を知り、松本へ木の工房めぐりツアーを実施。

浦野氏に、自分たちで作りたい旨を伝えると、
「普通は大工さんが作るんだけどね」
と言われる。

浦野氏の指導のもと、素人集団が3日間かけて木のキッチンを完成させる。

2016年3月

我楽田工房のアルミサッシの玄関は入りづらいし、わかりにくい。
関係ない人もふらっと入りやすくなる玄関をつくるプロジェクトが立ち上がる。

建築家・海田修平氏の協力のもと、「人が集まる玄関」をテーマとしたワークショップを開催。

その後、三重県尾鷲市にある材木店「小川耕太郎∞百合子社」という、奥さんの名前まで社名に入れてしまっているお酒と美味いものに目がない小川耕太郎氏から杉や栗材を分けてもらい、木の玄関が完成する。

扉のステンドグラスは、早稲田のガラス作家「Glass&Art MOMO」さんに依頼。
MOMOさんは、のちに灯りをテーマとした個展も開催していただくことに。

2017年9月

2017年9月、我楽田工房の隣のビルの1階にあった印刷工場が閉業。
空いてしまったこの空間を、我楽田工房の活動や、まちづくりに役立てることはできないだろうか。
街をにぎやかにしていく想いは誰よりもあるが、お金がない。

上に住む大家さんのご厚意で2年間、言い値で借りることに。

2018年1月

2018年1月、建築家の金谷聡史氏と、旅する大工いとうともひさ氏の協力の下、DIYイベントでウッドデッキや棚づくり、壁の装飾などを行い、多才なスキルや素材を持ったクリエイターが集まり働くコワーキングスペース「我楽田長屋」をオープン。

2018年4月

建築家・海田修平氏の協力の下、
これまでのオフィスとしても使っていたスペースを、
キッチンとギャラリースペースを使ったイベントや交流ができるイベントスペース「我楽田工房ギャラリー」としてリノベーションをする。

ピクチャーレールやスポットライトを使った演出

2019年8月

食のイベントが多くなったことから木のキッチンをさらにDIYで改装。
保健所から飲食店営業と菓子製造業の許認可を取得する。
料理教室やパーティだけでなく、飲食店としての運営も可能になりました。

我楽田工房は、
新しいことに挑戦する個人や企業、団体、地域が、
我楽田工房に関わる仲間たちと一緒に
考え・カタチにしていく
交流と発信のオープンイノベーション施設です。

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