2/16|とびだせ!みんなの森!|都会の中心から森林環境税の使い道を考える勉強会

都会に住んでいると、地方の森林について考える機会はあまりありません。
しかし、森林資源を一番消費しているのは都会だったりします。

本イベントは、都会に住む高校生たちが、都会や地方に住む大人たちと一緒に日本の森林と森林環境税の実態を学び、都会における森林環境税の使い道を提案することを目的としています。
文京区の郁文館グローバル高校のまちづくりゼミと、面積の9割が森の長野県・天龍村とのコラボ企画です。

  1. 地方の森林でなにがおきているのか?
  2. 都会に住む人の、森林整備への役割とはなにか?
  3. 都会の森林環境税は、何に使えば良いのか?

高校生たちが大人たちへインタビューする形で進めていきます。
誰でも参加できるイベントです。
ぜひご参加ください!

【イベントの趣旨と背景】
2024年度から1人1,000円が徴収されることになる新しい税「森林環境税」を知っていますか?
国内の森林整備などを目的に、住民税に上乗せされる形で納税者から直接徴収されます。先行して令和元年から別財源を使って全国の自治体に交付金が配分されていますが、その使いみちとして、およそ半分がアイデアがなく使われない状態で貯金されています。

自治体へ配分される予算は森林面積や人口によって決定され、例えば令和5年度の文京区は約2,600万円、文京区の約10倍の広さで9割が森林の長野県・天龍村は、約2,100万円となっています。

文京区:26,268,000円(人口:約21.7万人|面積:11.29 km²)
天龍村:21,636,000円(人口:約1千人|面積:109.4 km²)

特に都市部はそもそも森林が少なく、アイデアも乏しく、基金として貯金に回している実態が報道されています。
(文京区も1800万円程度の予算が貯金に回っているそうです。)

だったら、未来を担う子供たちが、日本の森林環境を学ぶための探究学習につかえる予算として学校単位で企画・提案できるような助成金事業をつくってもらえるよう、区へ呼びかけようじゃないかということで企画されました。

【参考記事】
※1人1000円取られる税金なのに活用されない!?(NHK)
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/92221.html

※森林整備の財源として国が全自治体に配る「森林環境譲与税」の予算消化(日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC2145U0R20C22A4000000/

※森林環境譲与税の使途について(文京区)
https://www.city.bunkyo.lg.jp/kusejoho/kekaku/zaise/sonota/sinrinkankyojouyozeisito.html

概要

日程:2024年2月16日(金)
時間:15:00〜16:30ぐらい(出入り自由)
場所:Zoomによるオンラインイベント
会費:無料

【Zoom情報】
https://us02web.zoom.us/j/83266944272?pwd=S1ZYLzVmNWpjcFlNbWdMS3VmczBodz09
ミーティング ID: 832 6694 4272
パスコードを設定する: 460460

主催/協力

天龍村役場
郁文館グローバル高校
文京BASE
我楽田工房