日本の"まち"と若者の冒険ワークショップ〜京都・綾部のまち〜を開催しました!【前編】
こんにちは、広報担当・澤です。
今、我楽田工房がアツい!
前回、「日本の”まち”と若者の冒険プロジェクト」が始動したことをお伝えしました。
その記念すべき第1弾は、京都府綾部市の3つの地域が舞台。
今回は大学生たちが綾部を知り、綾部でやってみたいことを考えた「まち冒険」ワークショップの様子をお伝えします。
まち冒険プロジェクトって?
まち冒険プロジェクトとは、
若者が、普段過ごしているところとは別の地域コミュニティの暮らし、文化に触れてみる。
そしてそこで体験したことをより多くの人に伝えよう!というもの。
主役は地方や地域、まちづくりに関心がある若い人たち。
まずは自分たちの知りたいこと・やってみたいことをベースに、地域の人に学びながら、地域でできる「まち冒険」を考えます。
綾部市の風景
その後、現地フィールドワークで「冒険」を実現!そこでの体験をWebメディアで発表します。
我楽田工房の思いは、少しでも多くの意欲ある若者に、地域にとびこむきっかけ、「とびら」を開いてもらえたらというものです。
ぜひ、前回の記事もご覧になってみてください〜
大学生が集結!
ではでは、7時間にも及んだワークショップの様子をお届けします。
8月25日、品川区の「スクエア荏原」には約40人の大学生が集結!
受付では出身地と名前を書いて名札作り〜
アイスブレークでは自己紹介と出身地自慢を。関東圏出身が多いみたいですね〜
早速盛り上がっています。
前半:やってみたいこと・知りたいことを考えよう!
今回のワークショップは2部構成!
我楽田工房代表・横山さんからの問題提起を経て、
地方の地域を体験できるならどんなことをやってみたいかを考えてみます。
問題提起
横山さんからのメッセージは、地域にとびこむきっかけ、「まちへの扉」を開こうというもの。
①若者はまちへの扉が見つけられずにいる?
都市的な価値観がメジャーになっていく中で、見えづらくなってきた地域のルールや、失われつつあるつながりの強いコミュニティ。
そんな中で、関心はあっても地域にとびこむきっかけをつかめずにいる若者も多いのでは…?
②若者とつながれるきっかけがない地域もある
一方、どんな地域も、自分たちの暮らしを将来の担い手に伝えていきたいと思っているはず!
でも、若者とつながるきっかけをつかめずにいる地域も多いのでは…?
この我楽田工房を通して若者と地域、双方の「とびら」が開かれれれば!
そんな思いからプロジェクトがスタートしました。
まちでやりたいことを考えよう!
次は、今いる場所を飛び出して地域を舞台にやってみたいことを考えるワーク!
若者発の「知りたい」「やりたい」を大事にするために、あえて事前学習を行わずに「まち冒険」を考えます。
ワークに入る前に学生さんからあがったのはこんな声。
「小学校時代の夏休みを再現したい!
例えば、縁側に座ってスイカの種を飛ばしたり…
でも、そんなことができる場所がなかった…」
「趣味で押し花を始めたくてキットを買ったけれど、
そもそも都会には摘める花なんてなかった!」
些細な願いかもしれないけれど、実現できたら「扉」が開きそう!
ではこれを参考に個人でやってみたいことを紙に書いて…
ペアを作って発表し合います!
中間発表で出たのは、
「まち全体で運動会!」
「田んぼで合コン!」
「古民家や寺社で抹茶を飲みたい!」
次に、自分のアイディアの中から3つを厳選、それを机に並べます。
みんなで机の周りをぐるっと一周して、いいね!と思ったものに★マーク。
★が多く集まったアイディアを発表してもらうと…?
「日本酒造り。醸造家や農家さんに学び、米作りから体験したい。期間中はシェアハウスに滞在!」
「まちでかくれんぼ!地元の人と触れ合えるようなプログラムをつくる」
「小学生をもう一度!廃校になった学校を利用して、給食を食べたり、校庭でドッジボールしたりしたい」
おおお、これはわくわくしますね。
発表を終えたところで前半は終了!
気になる後半の様子は 綾部のまち冒険<後編> をどうぞ!