人と人を繋ぐ事業を生み出したい!「よしもとスポーツエンタテインメント」とアイデアソンを開催しました!

こんにちは! 高橋です!

お笑いで有名な吉本興業カンパニーのグループ企業「株式会社よしもとスポーツエンタテインメント」(以下、よしもとスポーツ)の久保さんと共に、「我楽田工房」の熱血役員 谷津がファシリテーターとなり、我楽田アイデアソンを開催しました。

アイデアソンとは、「アイデア×マラソン」の造語で、要はアイデアをたくさん出していこうぜ!という意味です。我楽田工房ではさらにそこから、アイデアをもとに行動を起こしていくことを目標にしています。
前回のアイデアソンでは、日テレベレーザと女性の活躍推進をテーマにコラボしました。
前回のレポート→https://garakuta.tokyo/12073

 
この記事では、「よしもとスポーツ」とコラボしたイベント「我楽田アイデアソン」の模様をお届けしていきます!
どんなアイデアが出てくるのかとっても楽しみですね。それでは、どうぞ!!

 
お笑いだけじゃない!地域をつなげるよしもと興業の取り組み
ところで
「よしもと」ってお笑い以外に事業をされている、ということ、みなさんご存知でしたか???
 
近年「よしもと」は、お笑いだけでなくスポーツや地域イベントなど幅広い分野に活動の幅を広げており、「株式会社よしもとスポーツエンターテイメント」を含む子会社などで多角的な経営を展開しているんです。
 
例えば、
・47都道府県にそれぞれ芸人が住まう「住みますプロジェクト」
・アジアに日本のコンテンツを輸出
・アスリートのマネジメント
・所属アスリートとタレントを活用したイベントやコンテンツ制作
・大手企業の広告代理店業務
・Jリーグクラブのコンサルティング業務
・「よしもと運動会」の開催
 
など、よしもとグループがこれまで築き上げてきた事業プラットフォームを活用し、本当にたくさんの事業をされています。
最後に挙げた「よしもと運動会」とは、子供の運動能力の低下や、他者とのつながりが希薄化している状況を解決するキッカケづくりをしようと、所属している芸人の方やアスリートの方たちが参加して行われるスポーツイベントのことです。子供たちにも大変好評で、一生の思い出に残るようなイベントとなっています。
 
それらの事業の真ん中の理念となっているのは「人と人、地域と地域を繋ぐ」という、「よしもと」のお笑いにも通じている考え。
 

 
そんな「よしもとスポーツ」所属の久保さんと「我楽田工房」の熱血ファシリテーター谷津(写真)がコラボして、繋がりを得られるような事業を考えようと開催されたこのアイデアソン。イベント内ではお笑いやスポーツだけでなく分野を問わない新たなアイデアを考えていきます。新たな産業、医療、健康、福祉、教育……どんなアイデアが浮かんでくるのか考えただけでもワクワクしてきますね!!

 
アイデアソン開始!!
まずは参加者の方々にウォーミングアップとしてマンダラートの作成を行ってもらいました。
みなさん、マンダラートってご存知ですか?
 

 
3×3マスの枠が3行列並んだ9×9マスのシートを用いる発想法の一種です。中央の枠の真ん中に主軸となるテーマを置いて、枠内の隣接する8つのマスに関連する事柄を書いていきます。そしてその事柄を外周にある3×3マスの中心におき先ほどと同じ作業をしていくきます。あの、メジャーに挑戦した大谷翔平選手が目標達成のために使われたことでも知られています。
 
さて、今回のテーマは「町で困っている人」。
始まりの合図とともにギャラリー内の音がBGMと用紙に記入する音だけになり、集中がひしひしと伝わってきました。
 

 
ここらへんの作業はとっても頭を使うのでお菓子をつまみながら進めていきます。ところで頭を使ってる時に食べる甘いものって最高においしいと思うのですがなんでなんですかね……???
 

そうこうしているうちに皆さん思い思いの「町で困っている人」を書き上げていました。
買い物難民のおばあさん、動物と共存したい人、日本独自の文化に困っている外国人、中には財布を忘れた人を思い浮かべた方も。
こうして浮かんだアイデアについて参加者の方々がそれぞれ意見交換をしてメモしていきます。自らの思い浮かべたシチュエーションや自分のビジネス、よしもとスポーツなどの場、そして他の人の意見に触れて書き留めたメモ、これらをかけて参加者の方が生み出すアイデアはどんなものなのでしょうか……?

 
全く新しい事業を。考え出されたアイデアとは!?
参加者のアイデアをそれぞれが評価し、そのうえでチームに分かれて一番いいアイデアにみんなで手を加え、よりいいものに磨き上げていきます。
発表されたアイデアはこちら!!
 
高齢者がトップ選手に!?全く新しいスポーツ作り
 

 
高齢者の方が第一線で活躍できるスポーツを考案する、という案。
 
 
高齢者の方が長年の人生で培ってきた「経験」や「勘」を通じて、楽しく盛り上がれるスポーツを考案していきます。もちろん、子供や大人、外国人の方などすべての世代の人が参加できるようなスポーツですが、あくまで主役は高齢者。主役を張ってもらうことで「生きがい」や「繋がり」を得てもらうことが狙いです。
 
 
また、ある程度安全なラインで運動してもらうことで「健康」にもつながります。ただ、新しいスポーツを広めるにはスポンサーなどをつける必要があるのでそこがネックではありそうです……。このアイデアは、高齢者の方が抱えている問題を解決出来るように作られており、高齢者の方への思いやりを感じる内容となっています。
 

他にも、「よしもと×コンビニ」と銘打って地域の活性化を目指す案や、スキーやスノボー以外の雪国での手軽なスポーツの開発などのアイデアが挙がっていました。
 
その後は、懇親会が行われ参加者の方々が互いの労をねぎらっていました。未来につながるような関係の一歩となったようでとてもいい会だったと思います。
 

 

僕はまだ学生の身ですが、面白いアイデアや人の悩みを解決するために一生懸命になっている参加者の方々を見て、こんなかっこよくて楽しそうな社会人になれたらいいな、と感じました。

今回出たアイデアが「よさそうな案」どまりではなく参加者の方々のお仕事で、「何かしらの形」になってくれたらいいなと思いました。実現した時のことを考えると、とても楽しみです!今回が皆さんの始まりの一歩となってもらえたらとっても嬉しいです!