『ビリギャル』を生んだSTORYS.JPとコラボ予定!-我楽田工房の新拠点の計画が前進中!

こんにちは、我楽田工房の齋藤です。

9月から動き出した我楽田工房の新拠点づくりも、いよいよ大家さんとの仮契約が終わり本格的に動き始めました。

新拠点を「我楽田長屋」と名づけ、2018年4月のお披露目を目指して着々と進んでいます。

その準備の中で、ビリギャルを生んだウェブサイト「STORYS.JP」の清瀬さんが我楽田工房に来て一緒にアイディア会議をしました。今回はその様子をリポートします!

ビリギャルが生まれたサイトSTORYS.JPの清瀬さんが来てくれました!
今回、来てくれた人ウェブサイトSTORYS.JPを運営している清瀬 史さん。
このウェブサイトには、その名の通り「いろいろな人のストーリー」が投稿されています。
いくつかは書籍や映画にもなりました。例えば、映画『ビリギャル』は、一般の方がSTORYS.JPに投稿したストーリーをきっかけに、書籍化・映画化されたものです。

ここではいくつものストーリーが紹介されていますが、それらの中でも僕は個人的にこのお話が好きでした。

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

あいりん地区といえば、大阪府大阪市西成区の北部にある地域です。かつては釜ヶ崎とも呼ばれ、多くの簡易宿泊施設などがあります。昔、バックパックを背負って大阪で泊まれる最安値の宿を探したときに、一泊1,000円の宿を見つけたのもこの地域でした。

さすがに1泊1,000円は怖かったので、ワンランク上の1,500円の宿に泊まったらスウェットのおじさんに案内してもらった記憶があります(ちなみに壁と扉があって鍵もかかりました!)。

このストーリーを読んでいたら、本当にここに出てくるような人たちがあいりん地区にはにいたなぁ、と。いろいろと問題もあると言われる場所ですが、そこが居場所になる人も忘れちゃいけないんだよな、と思ったことをこのストーリーを読んで思い出しました。

他にもこのサイトには恋愛話から仕事の話、病気や旅行の話などいろいろな人のストーリーが読めます。

STORYS.JP
https://storys.jp/

そんなSTORY.JPを運営している清瀬さんですが、僕らとの出会いのきっかけは2017年9月末に行ったとあるイベントでした。

つくってる途中から動き出すと仲間が見つかる!

https://www.facebook.com/events/139743003302248/

このイベントをした時は、まだ我楽田工房の隣を借りるかどうか検討中の段階でした。
でも、物件が空いてすぐに大家さんと知り合うことができ、いつでも見学していいよと言ってくれたので見学会イベントを企画しました。

イベントの内容は、
「もしここを借りられたら、どんなことができるだろう?」
をイメージする見学会です。

清瀬さんは、共通の友人を経由してこのイベントを知り、参加してくれました。
その時にいろいろな話をして、一緒に何かしたら面白いことができるかもしれない!となって先日のアイディア会議につながりました。

こんな風に、まずは動いてみること。
その中で新しい出会いが生まれ、次の動きが加速することがよくあるんです。

「ストーリーを見える化する」クリエイターが挑戦する場をつくる
今回は清瀬さんとのアイディア会議でした。具体的な話を決めるというよりは、どんなことができるか妄想をふくらませる時間です。

新拠点である我楽田長屋は、クリエイターが作る新しい作品や価値、挑戦を応援する場にしたいと思っています。
クリエイターと言うと、アクセサリーを作る職人や家を建てる大工や建築家など。
具体的な物をつくる人のイメージがありますが、僕たちはもっと広い意味で考えています。

例えば、清瀬さんが作っているSTORYS.JPも「一人ひとりが持つストーリーを見える化するウェブサイト」という新しい価値を作っています。
だったら、もしSTORYS.JPとコラボしたらどんなことができるだろう?この間のアイディア会議を元に僕なりに妄想をふくらませてみました!
[mini]※以下の妄想は我楽田工房の齋藤の妄想です。[/mini]

妄想1.言葉のプラネタリウム
新拠点の特徴のひとつが、格子状の天井です。
これは、もともと天井のパネルを貼るために作られたものですが、あえてそのまま残してもらいました。

天井が格子状になっています。

天井が格子状になっています。

たとえばここに、STORYS.JPの中から選んだいろいろなフレーズを分解して天井に星空のように貼っていったらどうでしょう?
単語の断片をつないでいくと、まるで星座のようになったらきれいだなと思いました。

妄想2.オチの滝
新拠点は壁一面が全て入口になっています。
2個目のアイディアは、ほぼダジャレなのですがストーリーのオチが落ちてくる流しそうめんのような滝をつくるアイディアです。
新拠点は入口が道路に面していて、いるので室内から屋外へ向けて流しそうめんができるのです。

開放感がすごくあります。

開放感がすごくあります。

ここに小さな滝を作って、ひたすらにオチのカードを流していく。
気になったオチはお箸ですくってみると、そのストーリーが読める。
ただそれだけのアイディアです。

お披露目は来年の春!お楽しみに!
我楽田長屋のお披露目は来年、2018年春の予定です!
今、桜の咲く頃にオープンできるように計画をすすめています。

今回は、我楽田工房の齋藤が妄想したプランでしたが、清瀬さんの方でも構想を膨らませているそうです。
そして今日、清瀬さんからより深い話を聞けるインタビューをする約束ができました!
どんな話が飛び出るか、今からドキドキ楽しみです!清瀬さんのインタビュー記事もお楽しみに!
(次回は我楽田工房を使って開催したイベントのレポートの予定です)

他にも、我楽田工房では我楽田長屋をつかってチャレンジしたいクリエイターを募集していますので興味ある方はご連絡下さい。
お問合わせはこちら