木と建築と地域をつなぐ——海田修平さんを迎えて|弁護士カフェVol.35
毎月、弁護士の北永久さんと一緒に開催している「弁護士カフェ」。
4月28日も、多彩なメンバーが集まり、飲みながらゲストの話に耳を傾けました。
弁護士カフェは「飲んで備える」がコンセプト。専門家と顔なじみになり、何かあった時にすぐ相談できる関係を日常の中に作ることを目指して、月1回開催しています。

今回のゲスト:海田修平さん
今回のゲストは、建築設計と木材コーディネーターという二つの顔を持つ海田修平さん。木と建築と地域をつなぐ独自のポジションを切り開いています。
海田さんは建築設計事務所の経営に加え、最近木材コーディネーターの資格を取得。山主から製材所、施工業者、そして建て主(ユーザー)へとつながる木材流通の中で、「設計者として木材の目利きができる人間になれれば」と語ります。

地産地消の木材利用——木が地域を豊かにする
なるべく近くの山の木を近くで使う——海田さんが大切にする「地産地消」の考え方は、炭素固定の観点からも、地元経済への貢献という観点からも理にかなっています。「遠くから運んでいたら、その間に二酸化炭素を排出してしまう。地元の人にお金が回ることで、みんなハッピー」と話していました。
活動の拠点の一つは三重県。地元の木材業界とのネットワークを活かしながら、東京・文京区でも地域材を使った建築を実現しようとしています。

長年の夢——子供のための木の空間
4人の子の父でもある海田さんには、長年温めてきた夢があります。それは、子供のための木の空間づくり。三重の庭で育った多様な枝を積み木素材にした取り組みは、すでに三重県の審査で特別賞を受賞しています。
ゆらぎのある枝の積み木は、均一な積み木と違い「見立て」「想像力」「忍耐力」「多様性」を子供の中に育むと言います。「これ何に見える?」と問いかけながら、子供たちが自由に空間をつくっていく——そんな場を、いつか文京区でも実現したいと力強く語っていました。
弁護士カフェは毎月1回、我楽田工房にて開催中。専門家や多彩なゲストと「飲んで備える」場に、ぜひお気軽にご参加ください。
当日の様子







