第4回 宮津Nightに参加してきました!!【インターンシップ生】
こんにちは!インターン生の藤原佳奈です!!
なんかオフィスにくる時は毎回傘を持っている気がするな~
まさに梅雨まっさかりですね!
いや~わたしは断然晴れ派!太陽が好き!そこに海があればなお最高!
まぁこんなこと言っているわたし、梅雨生まれなんですけどね!笑
勝手に盛り上がってしまいましたがわたしいつもこんな調子です!
ぜひ、お見知りおきを(*^^)
さて!6月21日(日)に我楽田工房にて京都府宮津市の食を楽しむ会、「宮津Nigth!」が開催されました。実はもう、今回が4回目の開催!!
この日も雨だったような。
まぁでも、おいしいものが食べられるということで気分はうきうきだったんですけどね!!
ここで宮津市についてちょっとご紹介!!
宮津市は京都府北部にあり、日本海に面しているまちです。
あまり知られていないようですが、宮津には日本三景の一つである「天橋立」があります!!
年間270万人ほどが訪れるということで観光地としては京都府の中で3番目に観光客が訪れるまちとなっていますが、人口は2万人をきっており、少子高齢化が問題となっています。
海、山、里に囲まれた自然豊かな場所で、そこで採れる魚、米、野菜、は抜群においしい!!!
と、いうことで宮津の美味しさをあじわってきちゃいました~!へへっ
今回のメインは何と言っても、牡蠣!!
(宮津市の鮮魚店、山一水産から送っていただきました!)
まずは地酒の伊根満開で乾杯!!
牡蠣の貝をあけるのにも初めは一苦労。
男性陣が奮闘してくれました!笑
朝とれたばかりの新鮮さだったのでまずは生でいただきました!
恥ずかしながらわたくしなま物があま得意でなく、、
今回生牡蠣を初めて食べたのですが、それはそれはもう!絶品でした!!
身が大きくてぷりっぷり!!!
次は蒸していただきます。
最後は宮津のポン酢でいただきましてこれはまたこれでお酒によく合う!!
個人的にはこれがナンバーワンかな!!
3つの楽しみ方を知っちゃいまいして、早速お母さんに牡蠣をせがむ娘となっております。笑
私の中の牡蠣はこの新鮮な山一水産の牡蠣になってしまったため、牡蠣への最初のハードルが高くなってしまったかな!
ほかにもコシヒカリを土鍋で炊いたお豆ご飯と
京都府美山産のジビエを使ったエスニック風のソーセージ、「シシカバブ」もつくりました!!
地酒を少したしなみながら、木のキッチンにてみんなで食材を切ったりソーセージを丸めたり焼いたり蒸したりというのがここ我楽田工房のスタイルだそうで!(^^)
宮津トークで盛り上がる盛り上がる!!!
京都北部のある地方では給食費をお米で支払うらしいですよ~!そう、物納です。
農家のお家がほとんどで実家が農家でない人はスーパーでお米を買って持って行くそうです。衝撃!!
東京生まれ東京育ちのインターン生、湯浅さんは田んぼの中に入ったことがないそうで、それに一同びっくり!!
イナゴの佃煮にも相当な拒否反応を示していました。(笑)
とか言っているわたくし藤原も食べたことないんですけどね!
目の前にあったら、ぜひ挑戦したいですね!!!あったら・・ね!!
食のほうでもどんどん開拓してみます!!
幼いころに都会で育つか地方で育つかってやっぱりちょっと違ってくるんだなぁと実感。
参加者の中に宮津を訪れたことのある方がいらっしゃいました。宮津には酒蔵目的で行ったそうですが、とにかく宮津の食をべた褒め!!
今回もみんなで宮津の食を楽しむイベントがあるということで参加してくださいました。
男性陣も最後のほうにはもう牡蠣を開けるのもすっかり板についていましたね!コツをつかむのがはやい!
牡蠣職人に転職しようかという人まで・・笑
谷津さんエプロンがよくお似合いで!!
片付ける頃にはキッチンが磯の香りに包まれていました。
まさかこんなところで海を感じられるとは~!幸せでした。
実は、宮津 Nigth!が始まる少し前に、参加者の方の宮津出身のお二人お話しを伺っておりました。
藤原インタビューデビュー!
お話を伺ったのは、宮津市出身の森周平(もりしゅうへい)さん、京丹後市久美浜出身(宮津市のお隣のまち)の安達啓裕(あだちけいすけ)さん。現在はお二人とも東京でお仕事をされています。
お二人は毎回宮津Nigth!に参加していただいています。
私は埼玉生まれ埼玉育ちで、東京にはすぐ出られるし、今も実家から学校に通っているので、そもそも地元という感覚や“ふるさとへの愛”みたいな思いがいまいちしっくりこない!
ということで宮津市についてはもちろんのこと、地元出身者の声、実感をお聞きしたいということでお話をさせていただきました。
それではインタビューどうぞ!!
藤原:今日はよろしくお願いいたします。
早速ですが、今回宮津Nigth!は4回目だそうですが、東京で宮津についてこのように盛り上がっていると最初に聞いたときどう思われましたか?
安達さん:プレも合わせたら5回目なのかな?
このお話をいただいたとき、まぁノリといいますか、気軽な気持ちで参加させてもらいました。毎回楽しいので宮津Nigth!はほぼ毎回参加させてもらっています。
森さん:宮津は京都では完全にマイノリティーなので、最初に誘っていただいたときは驚きました。僕も毎回楽しませてもらっています。
こうやってインタビューしてもらってますけど、宮津のことは僕たちよりもここのひと(我楽田工房)のほうが知っているんじゃないかなぁ。
安達さん:本当にそうなんですよ、観光地っていう観光地に行ったのも東京にきてからですし。
友達を連れて行ったり、帰郷したときに両親がこんなにいいとこもあるんだぞっていう感じで紹介してくれることだってあります。
藤原:そういうもんなんだぁ。日本三景の一つである「天橋立」にもあまりいかれないんですか。
森さん:帰郷した時にいきました!「天橋立」もいろいろな角度からみられるんですよ。僕のおすすめスポットは成相展望台と雪舟観からの景色です。これが最近とった写真です。
藤原:うわぁぁ。素敵です。これは、生で見てみたい!!!!安達さんはおすすめスポットはありますか?
安達さん:僕の地元の久美浜湾からの景色がおすすめです。京都っぽくない感じですけどね笑
藤原:これも綺麗だぁ!!!!絶景は女の子の心をくすぐりますからね!!
地元の食べ物でおすすめはありますか?
安達さん:僕のおすすめはカニかな。この前ここでもたべたんだけど、「コッペ」っていわれているやつで、小学校の帰りに食べるんです。
森さん:僕はこの前ここで食べて初めて知りました。すごく美味しかったです。
藤原:ううう〜。そのとき私は参加していなかったからなぁ。悔しいです!地元でもちょっと地域がずれると知らないこともあるんですね。
帰郷はどのくらいのペースでされるんですか。
森さん:年に2回くらいかなぁ。
安達さん:僕もおなじくらいです。お盆とかにしか帰れないですね〜。
藤原:そうですよね、お仕事も忙しいですもんね〜。社会人になるとそうなってきちゃいますよね。
藤原:お二人はどうして上京してきたんですか。
森さん:僕は最初から地元を出るつもりでいまいした。というか、宮津では上京するのが当たり前っていう感じです。雇用がないですから。
安達さん:単純に自分がやりたいと思ったことがなかったからです。
僕の地元は地域的にイエ制度が強いところなのでほとんどの人が地元に残る20人いたら1人しか上京する人はいないです。
藤原:地元に残っている人たちは雇用がない中でどんな仕事をしているんですか。
安達さん:ほとんどの人が介護・土木関係・学校職員・自治体関係の仕事ですかね。
森さん:地元にお墓があるかどうかって大きいと思います。地元にお墓があれば家に残る可能性があがりますよね。それはどこの地域も同じなのかな。
藤原:そうか〜。雇用がないから出てくるんですよね。
大学で上京してくる友達もたくさんいます。学生のうちだから寂しいって言ってちょっと暇あれば帰っている子もいますよ。
私はずっと実家にいるのであまり感覚がわからないのですが、東京と宮津の暮らしはどのように違いますか?
森さん:もうとにかくゆったりです。ここにずっといたらだめになると思ってしまうほど。時間がゆったり流れて実家に帰っている時はなにもしなくていいから。
実は僕、前は地元には絶対戻らないと考えていたんです。最近はそこまでは思わなくなりました。いつかは帰ってもいいのかもなくらいには思うようになりました。そう思うようになったのも東京に来てからです。まぁでも、不便さは否定できない。
藤原:なるほど。私がダイビングに行く時と同じような気持ちなのかなぁ。課題もレポートにもおわれないで、スマホもテレビ見ず、海を前にぼ〜っとしている時のあの気持ち。
いつまでもここにいられたら幸せなんだろうなぁっていう気持ちと、現実ここにはいられないんだろうなぁっていう感じ・・・。
藤原:安達さんはどうですか?
安達さん:空気が本当にゆったりですね〜。働いている今は戻る気はないけど、いつか戻ってもいいかなとは考えています。やっぱり地元は、住みにくさだけでなく、雇用がないことが問題かな。人が少ないから活気もないし、暮らしは全く違いますね。
藤原:こう考えてみると少子高齢化が進んだまちに訪れたことないなぁ。まだまだ知識不足です本当に。
最後になりましたが、4回にわたって継続されている宮津nigthですが、今後のこの会についての思いがあればお願いします。
安達さん:東京で地元宮津について考えてくれているのはすごく嬉しいです。宮津がもっと盛り上がるように、この場所が東京での発信拠点になるといいですね。
森さん:同感です。宮津がもっと盛り上がるといいですね。
みなさん、
2度目の京都は、ぜひ海の都、宮津市へ!!
私のつたないインタビューに応じてくださったお二人、本当にありがとうございました。
地域のことを考えているつもりで、暮らしについて全くイメージできていなかったことを痛感しました。これから考えられえることもまだまだいっぱいあるなと、意欲もわいてきた次第です。
なんとも贅沢で、本当に幸せな一時でした。
私は今回、参加者の方とお話しすることで、今の自分に少し、自信が持てるようにました。自分の未熟さをまず、知ることができたということは大きいです。
社会人の方に今の自分のありのままのビジョンを話し、お言葉をいただきました。
学生のわたしにでも、今のわたしだからこそできることがあるのではないか。自分の信じることを、やってみたいと思う方向に思い切って進んでみようという気になれました。
ある地域を通じて人が出会い、その地域の食を楽しみ、そこから幸せな時間が生まれる。これってとっても素敵なことだと思いませんか?
学生の私が社会人の方と混じり合い、言葉を交わす機会はほとんどありません。
年齢も職業も育ってきた環境も考えていることも違う人たちが集い、
夢を、希望を語れる場所がここにはあります。
少しでも気になった方はぜひ我楽田工房にお越しください!!わたしもっともっとたくさんの方とお話したいです!!お待ちしています( ^ ^ )/