N9.5による「とびだせ!パブリックコモンツアー」が開催されました!
こんにちは、広報担当・澤です。
今日はちょーご機嫌です。なぜかって?それは愛しのコマさんが描かれた「せんす」を手に入れたからです!
「妖怪ウォッチ」ファンのみなさま、今すぐ某コンビニさんに走ってください!
(ジバニャンもいるよ)
……さて、真面目にブログを書いていこうと思います。
6月9日(火)の夜、我楽田工房ではちょっと変わったイベントが開催されました。
その名も「とびだせ!パブリックコモンツアー#001 我楽田工房をたずねるぞ。」
主催者は杉並区阿佐ヶ谷にある「まち暮らし」する会社、N9.5(エヌキューテンゴ)さんです。
N9.5って?
N9.5の仕事とは、ひとや地域と関わりながら生きる暮らしを提案すること。
メンバーそれぞれがプロジェクトマネジメント、不動産、建築、コミュニティマネジメント、事業企画などの専門性を生かし、ひととまちをつなげる様々なプロジェクトに取り組んでいます。
まち暮らし不動産、阿佐ヶ谷もちより食堂、国分寺ブックタウンプロジェクトなどなど…
名前を聞いただけでわくわくするプロジェクトたちの詳細は、ぜひサイトをご覧になってみてください!
そんなN9.5さんは、まちの中の開かれた共有地、
「わたし」と「あなた」が出会い、感応し合い、
ときに互いの可能性を引き出し合う場、「パブリックコモン」づくりを提唱しています。
そして今回は、「これってパブリックコモンかも?!」な場所を巡るツアーの第一弾として、
コミュニティスペース「我楽田工房」を訪ねるツアーを企画されたとのこと。
栄えある第1回に選んでいただいてありがとうございます!
参加者はN9.5が関わるプロジェクトで活動している方々や、イベントに参加したことのある方々、我楽田工房の仲間の不動産屋さんや建築家のみなさん。
開始前から早速交流が始まってます!
「パブリックコモン」って? 〜N9.5 篠原靖弘さんより〜
まずはN9.5の篠原靖弘さんから「パブリックコモン」についてのお話。
現在杉並区西荻窪で取り組んでいる「okatte にしおぎ」の事例を基に説明してくれました。
「okatteにしおぎ」とは、戸建て住宅を改装したまちのシェアキッチン&リビング。
会員制なのが特徴で、月1000円の会費を収めます。そして技術やモノを持ち寄り、予約管理や掃除も自分たちでやっているんです。
そもそもN9.5が「パブリックコモン」を提唱する背景には、「みんなで使いあえる場って意外にないよね」という問題意識。
カフェやレンタルキッチンがあるとはいっても、その場限りの関係になってしまいがちです。
人と人がつながる場が、まちの「入り口」としての役割を果たす。
そしてまちと人がつながりあい、暮らしがちょっと楽しくなる。そんな空間がパブリックコモンなんですね。
これからも、このスペースがあるからここに住みたい!と思えるようなまちづくりを行っていきたいとのことです。
我楽田工房って? 〜我楽田工房代表 横山さんより〜
次にコミュニティスペース・我楽田工房代表の横山さんから、我楽田工房の活動や目指すものについて紹介がありました。
印刷工場の倉庫をみんなでDIYして作ったこの「我楽田工房」。
Bono Inc.によるコミュニティスペースであり、地域応援プロジェクトであり、情報発信のメディアです。
目的は「地域から新たに100年の価値を創造する」こと!
世代や場所を超え、ともに地域に参加するコミュニティをつくりたいと考えています。
こちらは今まで実施してきた地域と人をつなぐイベントの紹介。
地方と東京をつなぐ活動をより本格的に進めるべく、今後予定しているプロジェクトも紹介しました。
今後、ますます気軽に人が集い、地域と人がつながって新しい「コト」が生まれる場所になっていきたい!
N9.5のプロジェクトとアプローチやコンセプトは違っても、我楽田工房もまさに「パブリックコモン」であるということがわかりました〜。
自己紹介と質問・意見交換
2人のプレゼンが終わったところで、参加者の自己紹介と意見交換、質問のコーナーに。
参加者のみなさんも負けず劣らず、地域と人をつなげる活動に関わっています。
これからコミュニティスペースをつくりたい人、
自宅で色々な人の本を預かる「図書館」を運営している人、
地域ぐるみで子育てできる環境作りに取り組み、地域を動かしている人、
地域イベントを企画・運営している人…
質問や意見交換も大盛り上がり。
メンバー募集の仕方、鍵の管理や収益のこと、それぞれが頑張っていることなどなど…
様々な質問と会話を通して、お互いに多くのヒントを得ることができたようでした。
みんなでご飯を食べよう!
最後にみんなで食卓を囲むことに!
「パブリックコモン」の考え方に共鳴する人同士、会話も弾みます。
料理を始めちゃう人も。
みんなで会話を楽しみながら、洗い物も料理も食事もできちゃうのが「木のキッチン」のいいところです。
今度はぜひ、N9.5さんのオフィスやプロジェクトを見に行ってみたいです。
N9.5の篠原さん、参加してくださったみなさん、ありがとうございました!
我楽田工房も地域により親しまれる「パブリックコモン」となれるよう、頑張っていきたいですね。