【茨城県鉾田市】高校生によるシティプロモーションプロジェクト|第3回授業レポート
高校生による
シティプロモーションプロジェクト始動!
茨城県鉾田市の鉾田第二高校の2年生19名と首都圏の大学生10名がコラボレーションしてシティプロモーションに挑戦します。学生たちが鉾田市でフィールドワークを行い、地域住民の方への取材を通して、課題を含めた鉾田市の可能性を来年1月25日に3×3 Lab Futureで東京のビジネスマンへ向けてプレゼンテーションします。
今回は、谷津孝啓(ボノ株式会社)が講師となり、地域での企画づくりのための第3回事前授業の様子をレポートします。
未来にはいろんな可能性が待っている
授業のはじめに、ユーグレナ社の高校生CFO誕生の話題を紹介しました。今回の高校生の皆さんと同世代のCFOの話題は、初めて聞いたようで皆さん興味心身の様子。この話題を通して「自分が興味をもった事に手をあげる事ができれば、実現できる可能性がある」ということを生徒たちに伝えました。つづけて、今回のプロジェクトのテーマである、「東京の企業へ地域の課題や可能性をプレゼンテーションする高校生」というのは日本初になるかもしれない。つまり、この環境をどう活かすのかは自分次第で、この活動をきっかけに自分の活動を広げたり、これから出会う企業の方達とのさらなる発展があるかもしれない、といういろんな可能性が待っている事を伝えました。
▲谷津 孝啓
ボノ株式会社 取締役COO
1983年宮城県仙台市生まれ。コミュニティデザイナー。
2014年に東京都文京区にコミュニティスペース我楽田工房を立ち上げ、都市と農村を繋ぎ新たな価値を生み出す活動を開始。人口減少・高齢化社会の課題解決をテーマとした企業研修プログラム「Society5.0プログラム」を開発、メイン講師を務める。京都三大学教育教養研究・推進機構研修アドバイザー。
自分がしたいこと地域でやってみたいこと
前回の取材フィールドワークでは、いろんな地域の方々との出会いがありました。そこで出会った人達に「こんなことがしたい」と伝える事ができれば、一気に未来が広がる可能性があります。そのために、まずは高校生自身の「自分がやってみたいこと」を言語化してみよう、というワークを行いました。そこで、まずは個人ワークを通して自分のやってみたいことの掘り起こしと、取材した地域の方々の課題ややりたいことを考えます。この言語化するワークは、難しかったようで皆さん悩みながらも自分の内面と向き合って書き進めました。
企画をつくるということ
いよいよ企画をまとめるフェーズに入ります。まず「自分がいまアルバイト以外でお金を稼ぐとしたら何をする?」という問いからはじめました。この質問に、洗濯物を畳むサービスをする、家の手伝いをするなどの意見が飛び交いました。ここでは講師の谷津の体験談やスタンフォード大学の事例を交えながら、自分たちは何ができるんだろうという視点から考える大切さを伝えました。また、価値は自分の労働力だけに視点を置いてしまうと限りがあるが、高校生であるという立場の価値や地域の人たちと一緒にやることで生まれる価値には大きな可能性があるという事を学びました。
今日の授業の目標はチームで1つ企画をつくること。なぜこの企画をやるのか?ということを考えながら、早速チームになって、企画づくりを行いました。
谷津とのグループ別ディスカッションを交えながら、なんとか企画がまとまったようです。
最後にグループごとにまとめた企画を発表して授業は終了。
この企画を元に、プレゼンシートを大学生とやりとりしながら仕上げていきます。
次回はいよいよ、地域の方々に向けたまちづくりコンテスト本番です!!
シティプロモーションについて
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このプロジェクトに関する記事はこちら
第1回授業 https://garakuta.tokyo/15396
第2回授業 https://garakuta.tokyo/15700
取材フィールドワーク https://garakuta.tokyo/15729
第3回授業 https://garakuta.tokyo/?p=15935&preview=true
まちづくりコンテストhttps://garakuta.tokyo/16088
シティプロモーションhttps://garakuta.tokyo/16202
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