地域とつながる最初の一歩〜ソーシャルビジネスを学ぶ〜

2016年9月28日、残暑の厳しい今日このごろです。
若者による社会変革を応援するソーシャルメディア「オルタナS」と武蔵大学社会学部メディア社会学科松本ゼミが協力して行われる自主ゼミに我楽田工房の谷津さんが登壇しました!

この自主ゼミの目的は

「人と地域をつなぐ」をテーマにソーシャルビジネスを学ぶ

今回は我楽田工房と同じ、「人と地域をつなぐには」というテーマで始まります。

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左から
我楽田工房、谷津 孝啓さん
オルタナS副編集長、池田 真隆さん

自己紹介から始まるワークショップ。
学生たちも緊張していましたが、ここですかさずアイスブレイク。

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「お菓子に例えて自己紹介」
というお題で場が和んでいきます。
なぜか私もさせられました。
ちなみに私は「ダメなサルミアッキ」です。(食えたものじゃない)

地域のつながるために『場』が必要。
場がほぐれたところで我楽田工房とまち冒険プロジェクトの説明から始まります。

つながるための「場」をつくる

つながるための「場」を作るために、その前に紹介したのは就活の話題でした。

大学生には馴染み深い大手求人サイトを引き合いに出します。
登録企業数は17000社以上だが、仮に島根県に絞るとその登録数はたった数十社のみ。
しかし、島根県の事業所数は40000社以上。
これが地方地域と都会型求人サイトの繋がり方であり、現状を説明しています。

都会「仕事ない」「どうやって行くのかわからない」
地域「仕事はある」「でも人が来ない」

これをつなぐこと「まちと若者をデザインする」ことがソーシャルグッド(社会貢献活動の支援等)につながるのです。

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ソーシャルビジネスの本質とは

そして講義は最終段階へ進みます。

ソーシャルビジネスの本質とは。
一気に根本的な問題へと踏み込みました。

それはつながる「場」を作ることであり、その「場」をどういうものにするか。
谷津的ソーシャルビジネスの本質とは、他人任せの目的ではなく、自分のやりたいことをやることなんだそうです。

大方の説明が終わった所で、グループワークへ移行しました。
テーマは

「地域と一緒にプロジェクトを推進していくストーリーを考えよう!」

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あくまでも妄想で。
自分のいま住んでいる所、実家の近く、または行ったことのない場所でも。
とにかくイメージして誰とつながるかを考えていきます。

が、ここで学生から
「地域の困っていることがわからない」
という質問が飛んできました。
「困っていることがわからないから、誰と繋がればいいかわからない」

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誰と繋がりたいかという問いに対し、困っていることがわからないから、誰と繋がればいいかわからないという。

最初の一歩は「自分がやりたいこと」

私たちの周りにはいろいろな地域課題があります。
これらは身近な問題にも関わらず一人では解決できないことが多いですよね。
しかも、その問題に対し24時間向き合っていられるかと言われるとそうではなくて……
だからこそ、

最初の一歩は「自分がやりたいこと」

「自分のやりたいこと」から始めることが、挙げられた地域の問題を解決するための最初の一歩ということ。

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以上を踏まえて、誰と繋がりたいのかを考える……

私も話を聴きながら、考えてみました。
誰と繋がりたいのか。

それこそが地域とつながるための最初の一歩なんだ!

学生たちは、ボンヤリとしていた地域が抱える問題や自分がやりたかった事柄が、少しだけ具体的に見えてきたようです。

予定の時間をオーバーするほどに白熱するグループワーク。
最後には、様々な「最初の一歩」のイメージが出てきていました。

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この経験を持って、地域とつながるための最初の一歩を踏み出せるといいですね。

以上、現場で一緒に学んでいた私からの報告でした!

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