【福島県矢祭町】矢祭町と地域の場づくりについて語るイベント開催
矢祭町にゲストハウスをつくろう!!
福島県の最南端に位置する矢祭町の内川地区、東舘地区、東山地区。異なる特徴をもった3つの地区で、ゲストハウスをつくるプロジェクトがスタートしました!現在、それぞれのゲストハウスの立ち上げから運営までを担う地域おこし協力隊を3名募集中で、その募集イベントを東京都文京区の我楽田工房にて行いました。
今回はそのイベントのレポートをお届けします!
東北の勝手口矢祭町
まずは、矢祭町役場の高橋竜一さんから矢祭町の紹介をしてもらいました。
矢祭町は、東京から車で2時間半、電車でも2時間半。
福島県の最南端、周囲を山で囲まれ、日本有数の鮎の釣場である久慈川が流れる山あいに矢祭町はあります。もっと気軽に訪れてほしいと思い、「東北の勝手口」と呼んでいるそう
東北新幹線や高速インターからは1時間かかる矢祭町ですが、それが一番の特徴であり売りだと高橋さんはいいます。なぜなら、大規模なドラックストアなどの店舗が進出しないので、自然の景観が保たれ田舎風情を残すことが出来ており、都心部からもこの景観を求めて訪れる人たちがいるとのこと。高橋さん自身も10年間の東京生活を経て矢祭町に移住しており、さほど不便でもなく気持ちのいい自然がある矢祭町がとても魅力的に感じたそうです。
そんな矢祭町の魅力と東京とのアクセスを活かそうということで「里山体験と農泊」をはじめたとのこと。その後も高橋さんのユニークなジョークを織り交ぜながらの紹介で、会場は朗らかな雰囲気につつまれました。
いろんな体験事業やチャレンジをしてきた矢祭町ですが、住民の方だけは本業との両立もあり次の展開がなかなか難しくなり、今回のプロジェクトがスタートしました。
地域の場づくりについて
矢祭町出身で現在は白河市でコミュニティカフェ「EMANON」を運営している青砥和希さんから、地域の場づくりについて話してもらいました。
青砥さんは、東京の大学在学中に震災があり、福島のためになにか出来ないかと思い、学生団体立ち上げなど行っていくうちに、地域の課題を解決したいという思いが強くなったそう。そんな中、高校時に通っていた白河市からコミュニティカフェ立ち上げのプロジェクトの話を持ちかけられ、「高校生のためのカフェ」EMANONを立ち上げました。
立ち上げるまでのエピソードや実際の場所やコミュニティづくりのお話に会場の皆さんも興味津々の様子。現在は、「何度でも戻ってくるゲストハウス」を立ち上げ中とのことでした。
その後は、谷津孝啓(ボノ株式会社)から、ゲストハウスの事例やそこでのコミュニティが地域にどんなインパクトを残しているのか。また、地域おこし協力隊が地域に入っておこった地域の変化や事例の話などを紹介しました。
質問タイムでは、移住者である高橋さんと小泉さんに「なぜ矢祭町へ移住したのか?」などのお話をしてもらいました。小泉さんのお話の中では、矢祭町に移住した頃の住民の方々との温かいエピソードなどがあり、田舎暮らしの面白さが伝わってきました。
その他にも地域にコミュニティスペースがあるとどんな変化があるのか、地域コーディネータの必要性など、地域コミュニティについて深く語り合う場になりました。
最後は、矢祭町のおいしい特産品をいただきながら、みんなで交流会。
矢祭山という地酒や名産品のこんにゃく、鮎の押し寿司など、どれも美味しいものばかりで、話も大盛り上がり。矢祭町一色のにぎやかな夜になりました。これからの矢祭町ゲストハウスプロジェクトがたのしみです!
30日も同イベントを開催します!
以下のいづれかから、お申し込みください。
Facebook
https://www.facebook.com/events/702800193573144/
もしくは、Peatixからもご応募可能です。
http://ptix.at/iteTOW
地域おこし協力隊募集について
矢祭町のゲストハウスを立ち上げる地域おこし協力隊募集にご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。
地域おこし協力隊募集要項
http://www.town.yamatsuri.fukushima.jp/page/page000424.html
日本仕事百貨にも掲載中
https://shigoto100.com/2019/10/yamatsuri.html
このプロジェクトについてのお問合せはお気軽にご連絡ください。