長野県塩尻の食卓と繋がりたい!空き家プロジェクト「nanoda」に行ってきました|食卓
谷津孝啓さんは、我楽田工房にある食卓と地方の食卓をSkypeなどのTV電話で繋げ、同じ食材と同じ酒でともに食事する企画を考えました。離れた地域なのに生中継で食卓を囲むこの企画。やってみるとものすごく盛り上がります。目指すは全国47都道府県の人たちとご飯を食べること。一緒にご飯を食べる人、募集中です。
《前回までの記事》
【はじめに】全国の食卓と我楽田工房の食卓を次々繋げてご飯を食べたい!
こんにちは、谷津です。
先月の話になりますが、長野県にある商店街の空家を活用して話題となったコミュニティ・スペース、「nanoda」に行ってきました。
空き家プロジェクト「nanoda」って?
「nanoda」は、長野県塩尻市の大門商店街にある空き家を借り、商店街の賑わい創出の様々な企画を実施しているプロジェクトです。
今では、ログミーでも紹介されるほど有名になった「nanoda」の活動ですが、最初は試行錯誤の連続で、仲間と空き家のシャッターを開けっ放しで朝ご飯を食べることから始まったそうです。
開けっ放しにすると商店街の人も何をやってるんだろう?とのぞいたり声をかけてきてくれるようになったので、山田さんの知り合いで「ベーカリー麦の穂」の赤羽さんとコラボして「朝食なのだ」を始めたところ、商店街周辺に住んでいるお年寄りから子供まで多くの方が参加するような会まで発展していきました。
この活動がとても気になり、どうしても見て話を聞きたいと思い、山田さんに電話をかけたところ、
僕たちが長野に滞在する日は特にnanodaの朝会がある日ではなかったのにもかかわらず、
なんと山田さん、来てくれるならやろうじゃないかということで、
「ゲストと朝食なのだ!」の開催してくれることになりました。
「朝食なのだ」の開始時間は早朝7時からでしたが、
なんと山田さんは寝坊(笑)。
ただ、その「ゆるさ」というか、自由に各々が参加できる環境だからこそ、nanodaにたくさんの人が集まったんじゃないでしょうか。
ナンパの話で盛り上がったあと、
本題の「我楽田工房の食卓と、nanodaの食卓を繋ぎ一緒にご飯を食べ酒を飲みたいという提案をしました。
「おもしろい、やりましょう!」
始めて会った僕らからのよくわからない提案、しかも山田さんの本職はいわゆる公務員。
「じゃぁ、企画書をだしてください」と言われるだろうと思いきや、
びっくりするぐらい軽い感じで「おもしろい、やりましょう!」という回答がっ。
なんでしょう、このテンポと決断の早さは!!笑
塩尻ワインを試飲する「ワインなのだ」とコラボなのだ!
山田さんはさすがです。
提案に提案をのっけてきました。
それは毎月20日(ワインの日)に塩尻産ワインを楽しむ企画「ワインなのだ」と我楽田工房でコラボしようというもの!
大門商店街の4箇所をで「ヌーボーワイン」と「プチおつまみ」を楽しむこの企画ですが、東京でも飲めたっていいじゃないかということで、我らが我楽田工房も「5つめの会場」になるという話です。
断る理由は全く無いので、その場で合意。
このスピード感!最高ですよね。
ということで11月20日(木)19時から我楽田工房にて
塩尻産ワインを嗜む「塩尻ワインなのだ in 東京」を実施する予定です。
現在、企画を固めているので詳細はアップデートしていきます。
nanodaには多くのキーマンがいました
今回、「空き家プロジェクトnanoda」にきてよかったなぁと思ったのは、
nanodaには山田さん以外にも、多くのキーマンがいたことだと思いました。
nanodaでは最初に「朝会」から始めたそうですが、
その朝会に必要なパンは立ち上げメンバーの「ベーカリー麦の穂」さんが協力してくれたから実現できたともいえます。
今回も僕らが来るという事で、多くのパンを焼いてくださりました。
うまかったです! お土産もいっぱい買いました!
あと、朝早くからnanodaを開き対応してくれた株式会社しおじり街元気カンパニーの岡本さん。
寝坊した山田さんにかわって、nanodaの活動や塩尻のお話をしていただきました。
この岡本さん、なんとnanodaの二階に住んでいました。
以前は大学生が住み、朝会などを対応していたそうですが、現在は二代目としてnanodaを支え、僕らを迎えてくれました。
本当に早朝からありがとうございました!
今後、我楽田工房では、nanodaの皆様と様々な企画をコラボしていきたいと思います。
まずは11月20日の「ワインなのだ」ですね。
よくわかんないけど、いろんなことやっちゃいましょう!
ではでは!