密室トリックを使って、会社を脱出する方法
こんにちは、スタッフの齋藤です。
今日は4月1日、そうエイプリルフールですね。
昨晩は、世の中の多くの広報が「明日どんな嘘をつこうか」と眠れない夜を過ごしたかと思います。
我楽田工房も時流に乗り、何か素敵なウソでもつこうかと考えておりましたが、事実は小説よりも奇なりとは言ったもので、人生初の密室トリックをするハメになりました。
小学生の頃から名探偵コナンを読んでいてよかったと心底思います。
今回は、我楽田工房のライフハック記事として、
鍵を持っていないのにオフィスに一人残ってしまった時に誰でも使える密室トリック
を紹介します。
動機は…リノベ中の玄関
普通は会社で密室トリックをすることなんかありませんよね。
では動機は何だったのでしょうか。
それは、リノベ中の玄関にあります。
※先週の内に完了する予定でしたが、窓ガラスの到着が遅れており明日完成する予定です。
現在、我楽田工房の入口の鍵は1つだけ。それは弊社の代表が所持しています。
しかしこの日、代表はアポのため外出中でした。
さらに戻りが何時になるかはわかりません(なにせ年度末ですからね)。
※PCの方はこの時の気分を表したいきものがかりの名曲『帰りたくなったよ』をBGMに以下をお読み下さい
しかし帰るにしても鍵を閉めないわけにはいきません。
なにせ社内には盗まれると困るものがたくさんあります。
ここでこの時の状況を整理してみましょう。
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1.帰りたい
2.我楽田工房の鍵を持っているのは弊社代表だけ
3.帰りたい
4.鍵は閉めなければならない
5.帰りたい
6.鍵を持っている弊社代表が帰ってくる時間は不明
7.早く帰りたい
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この状況から導き出せる真実はいつもひとつ!
そう、密室トリックを行うのです。
鍵に紐を引っ掛ければ密室になるトリックがあった気がする。
まずは弊社の鍵の形を見てみましょう。
一般家庭にあるような、回すタイプの鍵です。
これを外から、クルッと回すことができれば外からでも鍵を閉めることができます。
問題はどうやって回すかです。
昔名探偵コナンで見た(気がする)トリックを思い出しながら、今回はどんな家庭にもあるごくごく普通のビニール紐を使いました。
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こいつを鍵の、あの平らな所にクリップをつかって止めて、ぐいっと引っ張って回します。
実験の様子がこちら。
クリップが上手く固定できなかったのでテープを貼ってあります。
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動きは上々。なかなかに良い具合です。ということで、
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いざ、実践!
準備は完璧。社内にはもう誰もいない。
あとは、そう「帰るだけ」という状態になったことを想定して実験してみました。
うん、上手くいかない。
原因は、閉めるためのクリップの位置
上手く行かなかった理由はクリップの位置にあります。
最初は下側にクリップをつけていました。そして上にある取手を滑車に使い、力のかかる方向をコントロールしていました。
しかし動画にもあるように、鍵が閉まりませんでした。
そもそもこの方式には欠点があったことがわかりました。
それは、
・鍵を閉めること
・クリップを外すこと
この両方を達成するためには2種類の方向に力をかける必要があったのです。しかしかけられる力の方向は1つだけ。
これでは上手くいかない。
絵に書くとこんな具合です。
そこでクリップの位置を上に変更しました。
こうすると斜め右下の1方向に力をかけるだけで鍵を閉めて、クリップを外すことができる…ハズです。
実践…!
結果は…大成功!
やはりクリップの位置をずらしたのが良かったようです。
みなさんも、
鍵を持っている唯一の人がいつ帰ってくるのかわからないオフィスに一人でいることになったらぜひ試してみてくださいね。
ネタばらし
鋭い人は気づいているかと思いますが、そもそもこの方法で帰宅していた場合、今回紹介した動画を撮影することは不可能です。
なぜなら、カメラが密室に置き去りにされてしまうから。
実はこの実験を終えて、撮影までしている最中に代表が我楽田工房に戻ってきたのです。
おかげで普通に鍵を閉めて帰ることができました。
いやぁよかったよかった。
玄関のリノベーションも本日中に終わる予定です。
今週末の神田川アートブロッサムというイベントの時には完成した新しい玄関のお披露目ができるかと思います。
ぜひ遊びに来て下さい。
では、よいエイプリルフールを!