みんなで朝家事したい!孤独な家事の時間をデザインしよう|朝家事

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【あらすじ】
横山貴敏さんは、楽しくない孤独な家事の時間を楽しくすることを考えました。
「たとえ距離は離れていても、同じ境遇の人たちが集い同じ時間を共有する仕組みがあれば、家事だって楽しみに変えられるのではないだろうか。」
いままで掃除すらしなかった父親が、子供や多くの人たちを巻き込んで始める朝家事企画。早朝、家事をして褒め合う仲間、募集中です。

【次回の朝家事イベント】
https://www.facebook.com/events/1573307479558724/

【前回までの記事】
【はじめに】早朝、みんなで時間を決めて朝家事するコミュニティを作りたい!

ワークショップは面白い!
こんにちは。横山です。
食事を作るぐらいなら食べない方を選ぶ人間です。

早朝、みんなで時間を決めて朝家事するイベントを立ち上げましたが、
この朝家事を思いついたきっかけは、
中西紹一さんが主催するつなぐLabの「時間のデザインを考えるワークショップ」でした。

※参考:時間のデザインを考えるワークショップ
https://www.facebook.com/TsunaguLab/photos/825025904187224/

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中西さんはプラス・サーキュレーション・ジャパン代表であり、
立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科で教鞭をとられています。

余談ですが、著書「ワークショップをつくる 90分でわかるイノベーションを生む場づくり」は、
僕たちが開催するワークショップの参考としているものでもあります。

時間のデザインを考えるとは?
中西さんは立教大学で教鞭をとられているという事もあり、
若い方が多く参加されていました。

ただ、学生だけでなく、社会人、それも第一線で活躍されている方も多く、
じつは今年からこっそり某京都の大学の講座をとってるんですが、
その先生もいらっしゃっていてびっくり。
かなり刺激的なワークショップになりました。

今回のテーマは「時間のデザインを考える」ということで、
スケジュール管理が出来ない自分にとって最適な内容。
でも、実際はそんな直線的なところだけではなく、
複線的、多次元的な時間の集約を考えてみようという実に興味深い内容でした。

ワークショップは最初のプログラムどおりに進むのではなく、
参加者の声を聞きながら補足したり、臨機応変にワークを組み替えたりして進めていきます。
ワーク中はこまめにテーブルを回り、行き詰まっているグループに対しては
テーマを広げるキーワード等を提示するなどのファシリテーションはさすが中西さんでした。

時間は、相手がいなければ生まれない
今回のワークショップで自分なりに理解できたことは、
時間は2人以上の「人間」が存在することで生まれる概念であり、
その二つ以上の線(タイムライン)が交わる事で起きる事象であるのではないかということ。

つまりこれって人と人との繋がり、コミュニケーションのことなんだと気付かされました。

わかりやすい例でいうと、僕に取って時間とは追われるもので、
そこには必ず締め切りという恐ろしい到着点が存在します。
当然ながら、僕が世界でひとりぼっちの存在であるならその締め切りは存在することはなく、
無限の時間を無駄に消費しながら生きていたでしょう。
そこに相手がいるから、「時間」という概念が生まれるわけです。

20代からWebの世界でコミュニティを作る事を専門に手がけていた自分に取って
ものすごく新鮮な考え方。
参加して本当によかったです。

孤独な家事の時間をデザインする

ワークショップの後半、テーブルに分かれチームごとに議論しました。
メンバーは年齢も国籍も職業も様々。

はじめ「楽しくないことを楽しくする」をテーマに話し合い、
その結果、「孤独な家事の時間をデザインしてみる」ことになりました。

そしたらホント、面白いアイデアがでるわでるわ。
どれもすぐにイベント化してみたい「時間デザイン」です。

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家事を楽しくするにはどうしたらいいか考えた結果、

「仲間を集う」⇒「Facebookなどで呼びかける」
「時間を決める」⇒「朝の時間を有効に使う」
「評価される」⇒「いいね!する」

おお、これならすぐに実行できちゃいそう!

そう思ったとき、やるしかないと思った訳です。

思いついたら、すぐやるしかない!
どんなワークショップでも、
考えて終わりにしてしまったら意味がありません。

とうことで、Facebookイベントを作ってみました。

※朝家事イベント、参加表明はこちらです!
https://www.facebook.com/events/1573307479558724/

毎日、子育ても含めがんばっている奥様からみたら
なにを馬鹿なコト言ってるんだと怒られるかもしれませんが、
普段、料理も洗濯も、掃除すらしない夫がやるわけでお許しください。

一人でもやるつもりですけど、
まずは身近な自分たちの子供たちを巻き込む事にしました。
(いつも部屋が汚いし、丁度いい。)

その様子も近々このブログに綴っていこうと思います。

ではでは!

※参考
■つなぐLab
https://www.facebook.com/TsunaguLab
■中西紹一
(有限会社プラス・サーキュレーション・ジャパン代表&立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特任准教授)
http://pcjlabo.com/